心優しい勇者たちへ
「今ここ」に自分を合わせ
「素直な心」にチューニングする
イマココチューナーの森山華伊です。
「自分を愛する」とは、
自分のために何かをすること。
自分の「こうしたい」を、
自分が叶えること。
頼まれたからとか、
何かと交換ではなくて、
ただそうしたいからすること。
これが
自然に湧く気持ち
「無条件の愛」です。
今回は、
「自分を愛すること」が
いまいちピンとこない、
「愛」という言葉に
抵抗や嫌悪感がある人に向けて、
「自分を愛するとはなんぞや？」
というお話をしていこうと思います。
無条件の愛
喉が渇いたら水を飲む
寒ければ暖を取る
疲れたら休む
歯磨きをする
洗濯をする
トイレに行く
言いたいことを言う
これが
「自分を愛する」です。
普通で・・・
当たり前に・・・
何気ない日常の中にある。
よくよく振り返ってみましょう。
私たちは自分のために
絶え間なく
何かを与えているのです。
寝る、食べる、入浴、笑う、泣く、
怒る、趣味をやる、ぼーっとする、
汗を拭く、買い物する、呼吸する・・・
こういったこと全部、
「自分を愛している」行為です。
つまり
「生きること＝愛する」
なのです。
あなたが呼吸をしなければ、
あなたが食べなければ、
生きていくことができないのです。
普段私たちは忘れていますが・・・
快適に過ごせるようにと
無意識のうちに自分に
何かを与え続けているのです。
これが
「無条件の愛」です。
あなたは、
今、この瞬間、
呼吸をして生きています。
あなたは確かに、
自分を愛しています。
そのことに気付くことが
第一ステップです。
条件付きの愛
この「無条件の愛」に対して、
「条件付きの愛」があります。
厳密に言えば、
条件が付いている時点で
愛ではなくなっているのですが・・・
容姿が美しかったら・・・
才能豊かだったら・・・
性格がよかったら・・・
このような条件をクリアしたら
自分を認めることができる、
自信がつくと思い込んでいる。
「こんな自分は嫌だ」
「こんな自分を許せない」
と、自分を受け入れられない。
こうして理想と現実とのギャップに
苦しむのです。
そこで、
「こんなふうに思っちゃいけない」
ではなくて・・・
どうして許せないと思うのか？
何があってそう思うようになったか？
どうなったらいいと思うか？
どうしたいのか？
・・・について自問自答していきながら
素直な心の声を聞いて感じてみる。
その上で、
次の言葉を思い出していただきたいのです。
私は生きているだけで
自分に愛を与えていると・・・
だから、
「自分を愛せない」
なんて悩むことはないのです。
「どうしたら自分を
愛せるようになるんだろう」
ではなくて・・・
「今ここにいることが、
自分に愛を与えている」
ということに気付き、
認めることが大事です。
「愛する」って難しく考えない。
「特別なことをしないと愛じゃない」
という思い込み（観念）があるならば、
「自分の心のまま何かをしたり、
ここにこうして居ること自体が、
愛するということ」
と、気づいて、観念を新しく
変えることが大切です。
特別なことをしないと
成り立たない関係は・・・
愛ではなくて自己犠牲といいます。
自己犠牲になると、
心が歪んだり、
憎しみが生まれたり、
支配下の屈辱に苦しみます。
何かを返さないといけないような
窮屈な気持ちになります。
対して「無条件の愛」は、
「自然」だから疲れない。
何の思惑も不安もない。
嬉しいから与える。
嬉しいから受け取る。
「自分」対「相手」であれ、
「自分」対「自分」であれ、
同じことです。
とは言え、意識していないと
すぐに忘れてしまうもの。
私たちは、ともすると、
これまでの慣れた思考パターンを
無意識のうちに作動させてしまうのです。
だから・・・
新しい観念、
「普通に生きる＝愛」
を、定着させるために
普段から意識してみましょう。
愛をみつけよう
寝る、これが愛
トイレに行く、これが愛
方法を調べる、これが愛
欲しいものを買う、これが愛
自分が自分のために
与えている愛を自覚する。
小さいことのようでも、
気付ける自分になる。
「これが愛」というのがわかると、
人が自分に与えている愛にも
素直に気付けるようになります。
そして、
「自分を大切にする」
ということも
感覚からわかってきます。
自分を大切にするようになると、
周囲も自分を大切にしている人が集まり、
互いに大切にし合う関係ができていくのです。
何か大きな変化を求める時、
大きなことをやらないといけないと
私たちは思いがちですが、
そうではありません。
愛なのか犠牲なのかを
見分けるポイントは、
自然かどうかです。
自然（愛）だと、
わかりづらくもあり、
受けとりやすくもある。
不自然（犠牲）だと、
わざとらしくて、
疲れます。
他人はあなたが
自分に接するようにしか、
あなたに接することができません。
「あなたを愛する人」と出会うには、
あなたが「自分を愛している」
という観念が必要です。
いくら周りがあなたを愛したくても、
あなたが「どうせ自分なんか」
と、心を閉ざしていたら、
「愛」を受け取れないからです。
容姿、能力、性格、
色々コンプレックスがあり・・・
「自分のことを好きになれない」
「自分を認めることができない」
と、思う人は・・・
「今、生きている」その中で、
自分がしていることに意識を向け、
「これが愛」
と、認める。
完璧を求めず
できることからやってみる。
「今、呼吸している」
そのことが、
自分に愛を与えていると受け入れる。
あなたは愛を与えながら、
生きているのです。
まずここに気付きましょう。
「私は愛を与えています。
そして、愛を受け取っています。」
あなたが自分に
愛を与えていることを自覚すると
誰かから大切にされます。
あなたが自分に
愛されていることを自覚すると
誰かから大切にされるのです。
これが腑に落ちた時、
あなたは
見るもの聞くものが
鮮やかに感じられ・・・
あなたを取り巻く世界諸共
喜びでいっぱいになるでしょう。
あなたはいつからでも
素敵な未来を
創造していくことができるのです。
だから今日、
この記事を読んだのです。
「今ここ」に意識を合わせて、
落ち着きを取り戻す。
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喜び楽しむ日々を送られることを
いつも応援しています。
今日も生あるすべてに
ありがとうございます。
森山 華伊