心優しい勇者たちへ
「今ここ」に自分を合わせ
「素直な心」にチューニングする
イマココチューナーの森山華伊です。
やめたい・・・
終わりにしたい・・・
離れたい・・・
でも、決断できない。
これまで続けてきたこと、
それは・・・
仕事や所属しているグループ、
親から自立することや人との別れ、
進路を変えること・・・
など色々あります。
今の自分に合わなくなったと
感じていても・・・
恐れや不安から、
やめることに躊躇している。
この、恐れや不安とは・・・
お世話になってきたのに、
恩を仇で返すことになるのではないか？
今までやってきたことが、
無駄になるのではないか？
これまで注ぎ込んできた労力や、
時間、お金を思えば続けるべきか？
離れることに、
あの人はどう思うだろう？
・・・などなど、
どちらの方向にも引っ張られている
葛藤状態です。
だから、なかなか踏み出せない。
人は生存本能として、
損したくない、
痛い目にあいたくないと思うもの。
だから、迷いはあって当然なのです。
今回は、
「やめたいのにやめられない」
という葛藤によって
決断ができない人に向けて
「楽に一歩が踏み出せる方法」
について、シェアしたいと思います。
終わりと始まり
「やめる、離れる」ことを決断したい時に
気持ちが軽くなるコツがあります。
それは・・・
「やめる」ことに意識を向けるのではなく、
これから「始める」ことや
新しく「始まる」ことにシフトしてみる。
つまり、
「やめること」を意識しながら
やめようとすると・・・
「これでいいのかな？」
と、不安や恐れ、
断ち切れない迷いに空回り、
身動きできなくなることがあります。
やめることそのことよりも、
それに付随するしがらみ、
未練といった・・・
「執着」によって苦しむのです。
「この選択で間違いないだろうか？」
と、恐る恐る答え合わせをしている。
「誰か背中を押してくれないかな」
と、自分の選択を人に委ねてしまう。
後悔したくない。
確信（安心）がほしい。
このように、
「やめる」ことに執着している時、
何かを「失う」というイメージがセットになり
踏ん切りをつかなくさせるのです。
「やめる＝失う」
一方・・・
「始まること」を意識しながら、
やめようとすると・・・
ワクワクした期待感や希望を持ちながら、
決然とやめることができます。
こういう生活を始めたい！
こういう人たちと知り合いたい！
こういうスキルを身につけたい！
このように、
「始まり」に焦点を当てている時、
「楽しみ」というイメージがセットになり
羽ばたく意志が決まるのです。
「始まり＝楽しみ」
つまり・・・
ポジティブな気持ちでやめると、
ポジティブな気持ちでスタート地点に
立つことができるのです。
やめようと思えばできるけど
やめないのは
会社、グループ、スクール、
活動の場、家・・・
様々なコミュニティがありますが、
そこから卒業したい、距離を取りたい。
そして、
離れようと思えばできなくもない。
やめようと思えばやめられる。
・・・だけど、決断できない。
これまで慣れ親しんできた
安心領域から、未体験の領域へ
恐れや不安、罪悪感に圧倒されて、
踏み出すことができない。
「やめたことを後悔するんじゃないか？」
の思考がまとわりついて
踏ん切れない。
だから・・・
今の人間関係や状況を我慢してでも、
「何か得られるものがあるかもしれない」
と、これまでの領域に留まろうとする。
そこに居続ける理由を見付けては、
自分に言い聞かせている。
私にはまだ早いから・・・
もっと経験を積んでから・・・
もう歳だから・・・
女（男）だから・・・
お金がないから・・・
などなど、
やめない理由は山ほど出てきます。
だから、
「我慢の限界がくるまで、
今のままで耐えよう」
と、決めている人もいるでしょう。
だけど・・・
やめたいのにやめない私。
離れたいのに離れない私。
この矛盾と葛藤を抱えていると、
自分に対する信頼が
揺らいでいくでしょう。
嘘をついている自分、
隠している自分を、
あなたは知っているからです。
では、なぜ、
やめたいのにやめないのでしょうか？
それは・・・
次に進む目的地を決めていないからです。
目的地が決まってないから
「このままでいよう」
と、翼を折りたたんでいるのです。
だから、
次に進む目的地を決めればいいのです。
目的地・・・
「何かを始める」、
「新しいことが始まる」
に目を向けることで、
これまでの領域から
新しい領域へ飛び立てるのです。
良くも悪くも私たちは
目を向ける方向に進んでいくのです。
目的地を決めるポイント
次の目的地は、
地位や名誉やお金など、
社会的な評価に繋がっていないといけない
わけではありません。
たとえば・・・
次の目的地は
「ひとりになる」でもいいし、
「夢を追いかける」でもいいのです。
必要なことは、
「ウキウキ、ワクワク」です。
「これがしたい」
「あんなふうになりたい」
という期待感や憧れです。
「成功する」
「認められる」
「お金稼ぎ」
が、主たる目的とは限りません。
やめる理由（次の目的地）は必ず、
「ウキウキ、ワクワクするもの」
でなくてはなりません。
やめるとその先に、始まりがあります。
離れるとその先に、出会いがあります。
前を向いて「始まること」に
焦点を当ててみるのです。
すると、
向いた方向へ進んでいきます。
そこから卒業することで、
「何が始まるのか？」
それをやめることで、
「何がしたいのか？」
に、意識を向けてください。
あなたの心が躍る、
「ウキウキ、ワクワク」
を、大切にしてください。
そして、
恐れや不安、迷いなど、
ネガティブな感情があっても、
それを頭ごなしに否定しないでください。
なぜ、そう感じるのか？
どうなってほしいのか？
どうしたいのか？
・・・について、自問自答を繰り返し、
本心をじっくり感じましょう。
その上で、目的地・・・
「ウキウキ、ワクワク」の
「始まり」に目を向けてみる。
意識が目的地に着地していると、
自然とその方向へ進んでいくのです。
意識（夢）が先、
身体（現実）は後です。
私たちは意識が向いている方へと
引っ張られていくのです。
意識を一点に集中させるほど、
エネルギーがそこに注ぎ込まれます。
だから・・・
「やめる」と思わずに、
「始める」と思うようにする。
「離れる」ではなくて、
「新たな出会い」と思うようにする。
未知の世界にワクワクする。
やりたいことをしている自分に
ウキウキする。
そうしてイメージをしていると・・・
「やめるべきか続けるべきか」
という葛藤は、
自然消滅しています。
この先に、楽しいことが待っている！
と、後ろ髪引かれずに、
すんなりと足を運んでいます。
そして、
やめることや離れることに
罪悪感もなくなります。
「今が苦しい」
だから、やめる（離れる）。
ではなくて・・・
「こんなことを始めたい」
だから、やめる（離れる）。
同じやめる（離れる）でも、
見ているところによって
全く違う未来を創造していくことに・・・
だから、
決断や行動のポイントは、
「ワクワク、ウキウキ」
の躍動感です！
このことを心にとめておけば、
どんな決断も後悔することはないでしょう。
それは・・・
「今の気持ち」を大切にしているからです。
（自分から）大切にされていると感じると、
心が満たされて、
自分を信頼することができます。
「これでいい」
と、腹の底から納得できるのです。
あなたは今からだって
素敵な未来を築いていくことができます。
いつだって自分を幸せにするのは、
自分なのです。
あなたはそれができるのです。
「今ここ」に意識を合わせて、
落ち着きを取り戻す。
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本来の自分を取り戻し
喜び楽しむ日々を送られることを
いつも応援しています。
今日も生あるすべてに
ありがとうございます。
森山 華伊