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摂食障害が治ったあとの私

人はこんなにも変われる!

 心優しい勇者たちへ

 

 

 


ほんの数ヶ月前には予想もしていなかったことが起きることがあります。


まさか私が、ピアノでコンサートをする側に回るとは、
夢には見ていましたがこんなに早く実現するとは思いもよりませんでした。

 

人との出会いと不思議なめぐりあわせが重なって、突然チャンスはやってきます。

 

そのタイミングは逃さないよう、 「チャンスはつかむ!」 ということを、今回学びました。

 

 

 

 

ピアノサークルでお世話になっている辻さんと二人で、
  「歌い継ぎたい日本の歌」 と題し、

ピアノ伴奏に合わせて童謡や唱歌をお客様と合唱をする 「参加型コンサート」 を企画し出演させて頂きました。

 


二人ともこのような大舞台は初めてのこと、準備期間の 5 ヶ月間は各自の練習はもちろん、

リハーサルや打ち合わせ、歌詞カードの草稿、機材についての学習、会場の下見、メンタルや体調管理など、

気の抜けない日々を過ごしましたが、ホールのスタッフの方々のご支援のもと、無事本番を迎えることができました。

 

 

 

ピアノという楽器は一台で、メロディー、リズム、コードとなんでもできる上、

音域も一番広く、歌や打楽器の要素もあるので、

一人で完結する孤独な楽器とも言えますが、

本番までのプロセスを共同作業をしながら、

コンサートを作っていく楽しさや喜びをあらためて感じました。

 

 

当初はピアノ伴奏だけを演奏する予定でしたが、

「歌い始めがわかりやすいようにピアノを弾きながらマイクを使って歌ってみよう」という考えがまず浮かび、

次に 「辻さんがピアノ伴奏の時はメロディーをオカリナで吹いてみよう」 、

さらに 「日本の歌だから和風の衣装を着よう」 とアイデアが広がっていきました。

 

そのどれもが初めてのことなのですが、さらに司会進行も仰せつかり、

曲間のトークはほとんどぶっつけ本番でなんとか突破できました。

 

私自身、見たこともない自分が出てきて、「身体を張る」 とはこういうことなのか、と思ったほどです。

 

決して大げさではなく、コンサートの後 10 日間ほどは帰宅すると抜け殻になりましたが、

「私もやればできるんだ!」 という自信がついたように思います。

 

公園で仲間に入れず木の影に隠れていた幼少期、30 半ばまで摂食障害でひきこもり、会話も大の苦手な私が、

大勢の前でピアノを弾き、歌い、オカリナを吹き、司会進行をし、オレンジの総絞りの羽織を着るなんて、私を知る誰もが想像できなかったことでしょう。

私自身でさえ、知らない自分と対面し驚いている次第です。

 

こんなにも人は変われるのですね!

 

 

お集まり頂いたお客様は約 80 人、

笑顔と素敵な歌声で歌ってくださり、

演奏しながらあたたかいエネルギーを受け取り、

合唱を通して一体感が生まれ胸が熱くなりました。


                  


「言葉や演奏は雄弁でなくても、心は伝わるんだ!」 ということも実感できました。

 

 

このコンサートを今後の音楽活動の第一歩として、

大変貴重な体験をさせて頂きましたので、

一生の思い出として大切にしていきたいと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

本来の自分を取り戻し、

喜び楽しむ日々を送られることを、

いつも応援しています。

 

 

 

今日も生かされていることに、

ありがとうございます。

 

 

森山 華伊

 

2020 年 1 月 12 日 @ 大阪府 茨木市立生涯学習センター きらめき

「歌い継ぎたい日本の歌」

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