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ネガティブ思考に悩む摂食障害やひきこもりのあなたへ

感情に善し悪しはない

 

心優しい勇者たちへ

 

 

 

 

負の感情とは、淋しさ、悲しみ、怒り、嫉妬、恨みなど、 

「そんなふうに思ってはいけない」と戒められることの多い、 

一般的に悪者扱いされている感情です。

 

 

 

感じてはいけないのだと、 

心の奥底に閉じ込めて、 

無かったことにしたり、 

作り笑いで誤魔化したり、 

都合の良いように捻じ曲げて解釈したり、 

「たかがこんなことで」と、軽くあしらってしまいがちです。

 

 

 

しかし、閉じ込められた感情というのは抑圧といって、 

無意識の領域の中で次第に大きくなるもので、 

時間が経てば消えるものではありません。

 

 

 

ないがしろにされたその感情は傷が癒えることなく、 

以後、似たようなことが起きるたびに、 

心がモヤモヤしたり、 

キリキリうずくなど、 

明確な理由のわからない感情に支配され、 

際限なく繰り返すようになります。

 

 

 

 

負の感情を無視し続けていると、 

次第に自分が、 

本当は何を感じ、 

何を欲してるのか、 

わからなくなっていきます。

 

 「一体自分は何者なのか」の自問自答に悩まされるでしょう。

 

 

 

また、その時は感じないのに、 

時間が経ってから、 

ムクムクと感情が込み上げてくるというような、 

時間差で生じることも多くなるかもしれません。

 

 

その時間差というのも、 

数時間後に気付くこともあれば、 

十数年後に当時の感情が湧きあがってきたということもあります。

 

 

 

「なぜかわからないけど、気分が晴れない」ことってありませんか。

 

 

体調や、栄養状態や、天候にもよるかもしれませんが、 

理由のないモヤモヤやイライラは、 

過去に無意識へと追いやってきた感情の氷山の一角であり、 

いつ噴火するかもしれないマグマを抱えている状態なのです。

 

 

 

このように、感情を貯め込んでいると、 

ちょっとしたことでも引き金となり、 

吹き出す感情をコントロールできなくなり、

自他を傷つけてしまいかねなくなります。

 

 

 

そうならないためには、 

日頃から感情を素直に感じ取り、 

十分に味わい、上手に発散し、 

ストレスを作らないようにすることが大切です。

 

 

 

たとえば、「怒り」なら、 

まず出来事があり、 

胸が痛み、 

怒りを感じ、 

「今、私は、怒っている!」ことを認めます。

 

 

 

その後の対処は、時と場合によりけりで、 

相手と話し合うのか、 

一人になって冷静になるのを待つのか、 

誰かに話を聞いてもらうのか、 

色々です。

 

 

 

いずれも、自分の中の怒りを認めるだけで、 

随分と楽になるものです。

 

 

 

それでも抱えきれない負の感情はどうでしょう。

 

 

それは過去の解消されていない山積みの問題が、 

今回の出来事によって上乗せされて、 

巨大化した感情かもしれません。

 

 

どこかで発散していかないと溜まる一方ですよね。

 

 

 

自分を大切にするとは、 

自分と向き合って、 

素直な気持ちで対話することです。

 

 

 

無視や否定されると、だれでも辛いでしょう。

 

感情もそうされると辛いのです。

 

そのままの存在を認めてあげましょう。

 

 

 

そして、上手に表現すると、 

感情を抱えることによる苦しみから、 

少し楽になります。

 

 

 

相手を責める言い方よりも、 

「私はこう感じて傷ついている」といった、 

自分を主語にして感情を伝えると、 

人間関係を保ちやすくなります。

 

 

 

直接、言葉で表現が難しければ、 

誰か安心できる人に話を聞いてもらったり、 

思いっきり泣いたり、 

紙に書いて、くしゃくしゃに丸めて捨てたり、 

歌や楽器に感情を乗せて発散するなど、 

表現の方法はたくさんあります。

 

 

 

このように、自分の心身を痛めつけることなく、 

表現することを続けると、 

負の感情は次第に穏やかになっていくでしょう。

 

 

 

それは、抑圧がなくなったため感情が安らいだからです。

 

 

 

 

「抱えきれない負の感情はどうするか」の結論は、 

「だれも傷つけない方法で表現していく」ことです。

 

 

 

リアルタイムの負の感情はもちろんのこと、 

無意識の領域に自ら追いやり、 

現在も心の傷になっている過去の亡霊たちも、 

その存在に気付き、認めることで、 

さらに、マメに表現していくことで、 

苦しみは小さくなっていくのです。

 

 

 

 

 

あなたが、この人生の課題を乗り越えて、 

生きることの喜びに満ちた笑顔で、 

自分らしく歩みだす姿を思い描きます。

 

 

 

 

 

本来の自分を取り戻し、

喜び楽しむ日々を送られることを、

いつも応援しています。

 

 

 

今日も生かされていることに、

ありがとうございます。

 

  

 

森山 華伊

 

 

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